MLBワールドシリーズの賞金について調査！優勝賞金はなく報酬は分配方式！

MLBワールドシリーズでドジャースが優勝しました！

ここで、MLBワールドシリーズの優勝賞金について気になる方もいるのではないでしょうか。

 実は、「優勝賞金」というものは存在せず、ポストシーズンの収益をもとにした分配制度（プレイヤーズプール）が整備されています。

つまり、どういう事？と思いますよね。

この記事で、ワールドシリーズの賞金についての仕組みをまとめていきます。

MLBワールドシリーズの賞金について

MLBワールドシリーズには「優勝賞金」というものは存在しないのです。しかし、「賞金がない＝報酬ゼロ」ではありません。

MLBには、「ポストシーズン・プレイヤーズプール」が存在し、選手たちはその中から数千万円単位の分配を受け取っています。

ポストシーズン・プレイヤーズプール

MLBは、「ポストシーズン・プレイヤーズプール」という収入分配制度を採用しています。

MLBのポストシーズンは、

ワイルドカードから始まり、ディビジョンシリーズ、リーグ優勝決定戦、そしてワールドシリーズ

へと続きます。

入場料収入、放送権収入、スポンサーや広告料からの収益のうち、一定の割合が「プレイヤーズプール」という形で取り分けられ、ポストシーズン参加チームに配分されています。

MLBワールドシリーズに優勝してもリーグから賞金が渡されることはなく、チケット収入などの一部がチームの成績に応じて分配されます。

この報酬は、選手だけではなく監督や裏方スタッフにも分配されるようですよ。

分配構造

分配の構造は下記図の通りです。

成績	賞金プールの割合
ワールドシリーズ優勝	36％
ワールドシリーズ敗退	24％
リーグ優勝決定戦敗退	12％（各チーム）
ディビジョンシリーズ敗退	3％〜4％（各チーム）
ワイルドカード敗退	1.5％〜2％程度

MLBワールドシリーズの賞金分配の事例

2024年の事例では、ロサンゼルス・ドジャースが優勝し

チーム全体で約71億5,000万円（約4,650万ドル）

を受け取りました。

1人当たり平均：約7000万円(約47万ドル)をチーム内での投票や貢献度に基づいて分配していくことになります。

2024年は、以下のように選手・監督・スタッフに分配されました。

配分対象	支給内容
主力選手	約7000万円〜8000万円（47万〜53万ドル）
控え選手・ベンチ要員	約3000万円〜5000万円
監督・コーチ陣	役割に応じて個別配分
球団スタッフ（通訳・トレーナー等）	チーム内投票により一部を割当

ドジャースのような強豪チームで活躍すれば、年俸とは別に数千万円の報酬が得られます。